頼り無い福祉職員

2002年6月9日
今日は日勤で仕事。だけど会議があったので、結局12時間労働だ。

あたしは前にも言ったかもしんないけど、老人関係の施設で働いている。

だけど2週間たっても、なかなか思うようにいかない。

何をしたらいいのかとか、他の職員の目を気にしたり・・・・

こう時間があいたりすると、何かを利用者さんに提供しなきゃいけないんだけど、なかなか上手く出来ない。

他の職員ともコミュニケーションが取れないし。

なんというかこう・・・孤独というか輪に馴染めないというか・・・

今日は、一日本当に長かった。

気疲れで顔が死んでるもん。

はぁ・・・明日は始めての風呂入れ。

皆、あたしが頼り無いと思ってるんだろうなぁ。。

あかん。あんまし考えるとまた、うつ病がやってくる。

こんなもんって思って明日も頑張らんと!
今日は日勤で仕事。
おばあちゃん達と過ごす。

おばあちゃん達は可愛い。あたしにとっての癒し系だ。職員に対しては、まだ腹の探りあい。

だから疲れる。まぁ致し方ない・・・

また今日も友達から同級生が結婚するとの報告。先日は子どもが産まれたとの報告。

少しブルーになったので過去の恋愛の続きを。

「友達としての再出発」

をココロに決めて、あたしは彼と会った。
あたしと彼はもう恋人同士じゃない。友達なんだって自分に何度も何度も言い聞かせた。

彼に会える前日、あたしは緊張よりも彼に逢える嬉しさが勝っていた。

彼と会って2人で映画を見に行った。ご飯を一緒に食べた。街を並んで歩いた。

夜になって彼があたしに尋ねた。

「今日の夜は友達の家に泊まるって言ってたよね?」

あたしは、うつむいて何も言わなかった。
だってそれは嘘だから・・・・

あたしが黙っていたから彼も何も言わなかった。
そうして彼はこう言った。少し不機嫌になりながら

「もう夜も遅いし、今から帰るのは危ないし、仕方ないから俺んちに来れば?」

あたしは、その言葉を待っていた。そう言って欲しかった。彼の家に行って彼がフローリングの上におもむろに布団を投げた。
「君はここに寝て。俺はベッドに寝るから」

    そうして電気を切られた。

あたしは真っ暗闇の中で自分が惨めに思えた。
あたしは床で15cm上のベッドで彼が寝ている。
数ヶ月前までは、あのベッドに当たり前の様にして一緒に寝ていたのに。これが現実なんだって思った。今の現状が現実。あたしは彼に言った。
      「やっぱり帰る。」
彼は驚きながらも危ないから泊まるように言った。
だけど帰る。あたしはもう一度言った。

「一緒に寝れるわけないだろ?俺が下で寝るよ」
「いいじゃん、一緒に寝れば!!!!」

売り言葉に買い言葉とは、まさしくこの事だ。
あたしは彼と一緒のベットで寝た。彼はあたしに背を向けて寝ていた。あの頃みたいに腕枕はしてくれなかった。あたしも彼に背を向けて寝た。


疲れた

2002年6月6日
今日も一日ご苦労様でした。

一日なんとか無事にすんで、こうして日記を付けている今の時間が凄く、ほっとする。

仕事では、注意ばっかりだし、老人相手だから気を使うし・・・


なんというか、きっと自分から仕事を見つけて行こうとする態度が見られない、みたいな事を遠まわしで言われた。

あたしなりに頑張ってるっちゅうねん!!!!!!

はぁ。。。疲れた。

この前、親友の知り合いと2対2のコンパまではいかないけど、食事をした。

最低だった。この一言。

なかなか出逢いがないもんです。

仕事場のばあちゃん達が、あたしによく言うセリフ。


「女は男によって人生が変わるから、よく相手を見て決めんせぇ」

なるほど、ばあちゃん説得力があるわ。


続続過去の恋愛

2002年6月3日
今日も一日なんとか終わったね。疲れた・・・気疲れだけど。はやく仕事の内容を覚えたいよ。

さて過去の恋愛の続きです。

あたしが彼と別れ話が出て、でも今すぐ答えを出さないでって頼んでから2ヶ月ぐらい夜はベットで泣いてたっけ・・・いつ彼から具体的な別れ話のメールがくるかあたしは、恐くて恐くてたまらなかった。

だけど2ヶ月待っても彼からはメールが来なかった。あたしは精神的にも、もう限界で気が変になりそうだった。だから学校時代の女友達に相談した。
彼女は彼と同じ町に住んでいたし、彼の事もそれなりに知っていたから・・・

彼女があたしに言った。

   「はっきりさせに、おいで。
    だって、このままじゃ辛いでしょ?」

あたしは思い切って彼の住む町に行った。まず彼女のマンションに行き、今までの事を全部聴いてもらって、夜彼の家に電話をした。
でも彼は居なかった。ケイタイを持っていないから何処に居るのか分かんないし、30分毎に電話を掛けていた。あたしは、極度の緊張で酒を飲まないとどうにかなりそうだった。

      AM12:00

彼が出た。あたしは、恐くなってすぐに友達に電話を渡した。友達は冷静にあたしの事を彼に伝えてくれた。今あたしがここにいる事、辛くて辛くて死にそうな事。彼はすぐに友達のマンションまで車で来てくれた。夜中過ぎなのに・・・・

2ヶ月ぶりに見る彼の顔は変わってなくて、あたしはこの人が好きだと悲しいけど再確認した。

でも車に乗って2人で話あった事は2ヶ月前となんら変わりは無かった。

「あたしが、あなたの過去の恋愛でトラウマになった事とか色々辛い事とか全部引き受けるから。
あたしは、あなたが傍にいてくれるだけでいいから・・・」

って泣きながら何度言っても彼の心は変わらなかった。


「友達としてしか付き合えない。電話もメールもいいし、遊ぶのもいい。だけど彼女にはなれない」

結局朝まで2人で車の中で過ごした。


あたしは泣きながら彼の車から降りた。そこには友達が立っていて、あたしの手を引いてコンビに行き、食べるものを買った。

ただ友達の手が暖かくてあたしは、うつむきながら

「ありがとう、ごめんね」

としか言えなかった。

こんなにあたしの気持ちを全部伝えたのに、彼は受け止めてはくれなかった。悲しかった。

もう生きていたくなかった。
だって、あんなに好きになれる人見つける自信があたしには無かった。

あの時あんな事聴かなきゃ良かった。そればかりが脳裏をかすめた。

     「友達としてならいい」

そんな彼の言葉を思い出した。友達としてならいいの?あたしは未練がましく彼にメールをした。

「友達ならいいの?友達としてなら会ってくれるの?」

彼の答えはOKだった。今にして考えてみると自分で自分を傷つけることをなぜしたのか分からない。でもあの時はそうするしかなかった。すこしでも彼と繋がりを持ちたかったから。嫌いで別れるんじゃなかったら、友達のままの関係を続けて彼女にもう一度なりたいと考えていた。


それがどんなに自分を傷つけることになるのか、あたしはまだ分かってなかったみたいだ



続過去の恋愛

2002年6月2日
昨日、心療内科に行ってきた。仕事の事、食事の事を全部、話してきた。食事の事は

   「食が細いので食べれない」

って言いなさいだって。なかなか言えないよ。

さて今日は小学校時代の同級生が結婚するというのを母さんから聞き、ちょっとセンチ。

だから過去の恋愛の続きを書きます。

・・・・・・・どこまで皆に話したかな?

あたしが学校卒業して地元に戻ったぐらいまでかな?

じゃあそれからの事を・・・

あたしが彼と付き合う事になって、でもあたしは地元で就職が決まっていて、だから遠距離が始まったんだ。あたしは、もう彼の事が好きで好きでたまらなかった。あんまし人を好きになる方じゃなかったから、こんなに人を好きになれる自分が嬉しかったし驚いていた。

週末になると、あたしは彼の家に行った。彼に会えると思うだけで、どんなに仕事が辛くても頑張れたし彼の存在があたしにとって、どれだけ大きかっただろう。

だけど、あたしはいつもいつも不安だった。

彼はあまり電話が好きな方ではないし、ケイタイも持ってなかったからメールもパソコンだったから、なかなか返事はこないし・・・・


それに一番あたしが不安に思ってた事が1つあった。

それは・・・・

何度も家に行ったけど一度も体の関係がなかった事。本当に一度も。遠距離が始まって彼の家に泊まるけど一緒のベットに入って寝るけど、何も彼からはしてこなかった。


だからあたしは不安になって寂しくて、あたしの体を彼に思いっきりくっ付けって、抱いて欲しいっていうサインを送った。

彼はそのサインを途中まで叶えてくれた。

途中まで・・・
ようは、最後まで行かないという事。
だからあたしたちのSEXは最後までいつもいかない。
キスはするけど最後までいかない。

絶対最後まではいかない・・・絶対に。

そんな事だからあたしは不安になって彼に聴いた。

「あなたの未来にあたしはいるの?」

少しの沈黙の後、彼はこう言った。

「・・・・ごめん。二人でいると凄い楽しいし、落ち着ける。大事な人だよ。でも友達以上恋人未満なんだ。付き合うと、友達以上に想えると思ったけどダメだった。本当にごめん・・・」

あたしは目の前が真っ白になって、気を失いそうになった。悲しくて気を失う・・・あたしがそんな場面に立ち会うなんて、思いもよらなかった。

いくら泣いて別れたくないって頼んでもダメだった。あたしは泣いてボロボロになった。彼も泣いて謝った。あたしは、彼に泣いて謝ってもらいたくなかった。ただ別れたくなかっただけだった。

だって、こんなに好きで愛していたから・・・
結婚したいぐらい愛していたから・・・・
初めてこんなに好きになった人だから・・・

あたしは、今すぐここで別れを決めないでと頼み、もう一度会って、キチンと答えを出してと、頼んだ。

当たり前だけど次の日は仕事。全然、笑えなった。
同僚も心配してくれたけど、影では涙を拭きながら仕事をした。

     あれが2000年の6月。

あれからあたしのプライドも捨てた悲しい日々が始まったのかな。

これねぇ・・・長いんだ。本当に話が長くなるんだよ。だって決着ついたのつい最近だもん。
だからさ、またちょっとずつ書くよ。
でもね、思い出しながら書いてると、泣きそうになった。

先月、親友の結婚式があったけど、本当に幸せそうだった。あたしにもいつか来るんだろうか?

彼と別れて正解だった。この人と巡り会うために、
あたしは彼と別れたんだって想える人が

3度の食事におやつ

2002年5月31日
今日で5月も終わり。あっという間だ。

仕事は相変わらず。職場の人に焦りすぎだと言われた。前していた仕事場でもバイト先でも同じ事を言われた。

「もっと落ち着いたら」って・・・

でも仕事の内容を早く覚えようとして頑張っているのを周りから見ると、ただ単にバタバタしているだけに感じるんだ。

多分ここで辞めても、他の仕事をしても同じなんだ。同じ事を言われるんだ。

ついでにもう1つ。あたしは老人施設で働いてる。

だから3度の食事におやつ。

あたしは摂食障害があって、食事を採るという行為が恐い。食べたら太るという理念が頭から離れない。1日1食でいい。職場に行ったら食事をしなければいけない。少なめに量を頼んでも多いし・・・


利用者も職員も食事を残さない。

前の職場では食事を残しても目立たなかった。

だけど同僚があまりにも残している事を心配して、上司に話して、上司から呼び出されて事情を聴かれたことがあったけ(笑)


このまま食事をさせられたら、いつか指を突っ込んで吐き出したくなるかもしんない。

今度は、これが理由で仕事を辞めたくなるの?あたしは・・・

はぁ・・・疲れた。明日は休みだ。これで最後の土日休み。これからは変則勤務に変わるんだ



社会人復帰

2002年5月28日
職安通いが日課になっていたあたしも社会復帰を果たした。

先週は最後の自由時間だと思って香川にうどんを食べに行ったり奈良に大仏様を観に行ったりと、本当に自由に気の向くままに過ごした。

さて打って変わって今週のあたしは車で朝の渋滞にはまったりと、久々の感覚だった。

4/10の職場はというと・・・

まだ数日しか経ってないので良く分からないという感じが正直な気持ち。

何をすればいいのか分かんないし、何処に何があるか分からん。話もしてくれるけど、孤独感はある。

でもまぁ致し方ない。あたしだって前の職場で新人とか実習生が来た時、あんまり話しなかったし。

用事も説明するのがめんどくさいから頼まなかったし。

でも1日、早いような遅いような。何したらいいのか分からん。本当に早く人に訊かんでも良いぐらいに仕事覚えたい。

最近、ココリコの田中直樹が凄くお気に入りのあたし。でも誰も賛同してくれない。

ミスチルの桜井さんがタイプだと言っても、皆ひかないのに。田中の場合は凄くひかれてしまう。

いいいじゃん、人それぞれなんだから!

ねぇ?

一人旅

2002年5月26日
行ってきました。一人旅!

念願の大仏様を観に奈良へ・・・

予想以上の人の多さにビックリしたけど。

小学校・中学校・高校の修学旅行だったみたいで、奈良は人が溢れていた。

あたしも小学校の修学旅行以来だったので凄くドキドキワクワクした。

まず奈良公園に行きシカに煎餅をあげて、煎餅を食べているシカの顔を写真に撮ったりした。顔つきとか目のクリンとした所が、家で飼っているダックスフンドに似ていて、余計可愛く見えた。シカの角を触ると想像以上に柔らかくて毛があって驚いた。

だけど日傘を持った女が、シカに奮闘している姿は、傍から見ると気持ち悪かったかも・・・

次に念願の東大寺に。

運慶・快慶の像を観て、思わず歓声を挙げてしまい
写真を撮った。

それから大仏様を観に行ったが、あまりの大きさに口をあんぐり。

またそこでも写真を撮った。修学旅行生で、ごった返していた。中学生が、デジカメで撮影しているのを見て、思わず

「マジで!?すげーな」

とココリコ田中直樹風に言ってしまった。

大仏様を観ていると、自分のちっぽけさを痛感した。来週から始まる仕事の事とか過去の恋愛とか
悩んでいる自分が情けなく思えた。

不安だけど頑張ろうと思った。
悩んだらまず前に進もうと思った。

また悩んだら大仏様を訪ねよう。一人旅があたしにもたらした物は多きかったように思う。

あたしのストレス解消は一人旅だ。

今は強行一人旅だけど、仕事が落ち着いたら泊まりがけの旅行がしてみたい

大仏旅行

2002年5月21日
今日は良いお天気だったね。紫外線が強かった。

さてあたしは、相変わらず胃痛。来週からの仕事が不安で昨日の夜は眠れなかった。

家に居てもお母さんに
「恐い」「不安」

を連発し迷惑がられる始末。

そんなあたしはふと、大仏が見たいと思った。

       奈良の大仏

多分来週からは、休みもバラバラでまとめて休みなんかとれないと思う。

だから思い切って一人旅をしようかと思う。

一人でホテルに泊まりボーっとするのも良いのかも知れない。来週のことを考えるだけで白髪ができそうなんだもん。家に居てもお母さんに愚痴ってしまうし・・・


ミスチルのMDでも持って行こうかな。


仕事が決まってもあたしは、ネットで仕事情報を探してしまう。
なんで恐いんだろう・・・前に進むことが。

前に進みたいと思っていても、いざとなると気持ちが前に進めない。

悪いほうばかりに考えてしまう。なんで自分を信じてあげられないのかな?自信がもてないのかな?
過去ばかりにとらわれてしまう。

毎日あたしの日記を読んでいてくれている人たちがいるって嬉しい。こんなあたしの本音を聴いてくれてありがとう。感謝します。

あきまへん・・・

2002年5月20日
面接に行ってきたよ。

受かったよ、やっと。

だけど今現在、激しい胃痛。

決まったら決まったで、かなり心配。

今回は本当に仕事決まったから、心療内科行って先生に話を聴いてもらおうかしら・・・

来週からや。あかん、めっちゃ緊張や。

昼過ぎに職場に行ったんだけど、女の人がハンカチで目の辺りを押さえていたのは泣いてたからじゃないよね。

だめ!あたし、かなり妄想癖がある。

あー胃が痛い。もう心配。


面接でまた聞かれた。

「結婚のご予定は?」


何度目や。面接官そんなことを聞くの?


あたしは結婚したいけど相手がいないっちゅうの!!!


金もないけど・・・・

今は来週から始まる仕事で頭の中いっぱいいっぱい
。。。


かなり、もう本当に胃が痛い。むかむかする。

4/10の職場。女だらけの職場。


恐い!恐い!!恐い!!!恐い!!!!
今日は、あたしの過去の恋愛について。

それも前編(笑)だって長くなるもんー
ある1人の凄く好きな人について

あたしには、凄く好きな人がいた。
好きという言葉だけじゃ足りないぐらいな人、もう結婚したいぐらい愛した人。

でも今では「いた」っていう過去形でしか表現できない人。


その人は、あたしより2歳年上の人で学校で知り合った。最初の印象は、

「何考えてんのか分かんなくて、この人を好きになったらきっと苦労する」ってこと。


最初は全然、話す機会も無かったし、ただのクラスメートだった。

でもクラスで飲み会があってその時、その人があたしのことがタイプだと言った。

だけど酒の席の男は信用ならんっていうのが、あたしの持論。

だから聞き流していた。

でもそれから学校の近くの本屋で偶然会う機会があって、ちょこちょこ話し出した。本屋で立ち話で盛り上がった時には1時間近く話していた。凄く凄く楽しかった。

あたしは、その人のことが気になりだしていた。

それで映画を見に行くことになった。

映画は、ちょうど話題になっていた

「マトリックス」(笑)


二人で見に行って、お酒を飲んでタクシーで寮まで帰った。二人とも一人暮らしだったから遅く帰っても誰にも文句は言われない。

でも学校では二人とも挨拶程度しか話さなくて、でも本屋や電話では、バカみたいに盛り上がってずっと話していた。

それからも映画を見に行ったり、ご飯を食べに行ったりした。でも「付き合っている」というよりも

「付き合ってるのかな?」


という感じ。その人は、はっきりしないとうか何を考えてるのか、相変わらず分からなかった。


でも家に行くことになりあたしは、もしかして・・・そういうことになるのかもと、思いそれなりの準備をして家に行った。

だけど2人でビデオを見て夜の2時過ぎに

「送っていくよ」

の一言。少し寂しかったけど。初めて家に行って、すぐっていうのもね・・・と思い直し家に帰った。


だけど家に何回行っても、いつもそうだった。

キスすることもなければ、手を繋ぐことも無かった。

あたしは、この人のなんだろう・・・・


って思うことが日増しに強くなってきた。

でも
「あたし達、付き合ってるの?」

なんて聞けるわけなくて、そういった状態がずっと続いた。

年が明けると、あたしは地元で就職が決まっていたから実家に帰らなければならなかった。

だからあたしは、年が明けた2月に、その人に尋ねた。

「あたし、あなたが好き」

「僕も好きだよ」

あたしは、嬉しくて嬉しくて彼と別れたあと、彼のことを相談していた男友達に思わず電話した。

夜中の1時過ぎなのに男友達は、あたしの寮の下まで原付で来てくれて喜んでくれた。おみやげにみかんまでくれたので、あたしもお返しにレトルトのカレーをあげて、2人でして笑った。


今、思えばその時が一番あたしが楽しくて幸せで生きていて本当に良かったとココロの底から本当に思えた瞬間だった。


でもその数ヵ月後には、あっという間に消えてしまったけど・・・


明日は4/10の職場の面接。本当に行ってもいいものか悩んでる。面接に行くだけ行って詳しいことを聞かないとダメだね。

4/10

2002年5月17日
今日も相変わらずのジメジメ。ジメジメ指数85%だわさ。そしてこちらも相変わらずの職安通い。

だけど今日は朝7時前に興味ある職場に家からどのくらいの時間で行けるか知りたくて、家を出た。

軽く1時間以上車でかかった。

渋滞につかまり、吐きそうになりながら戻ってきた・・・

面接に行ったところが、どうなのか以前勤めていた友達にあれから聞いてみた。

「あまりおすすめできないかもよ・・・」

       衝撃の一言


点数にすると何点か尋ねると

「10点満点だと・・・4点かな」

       4/10!?

話に聞くと、年いったオバサンが偉そうにしていて、自分じゃ何もしないくせに、人がやったことには、いちいち文句をつけるらしい。


まぁ・・・どこの世界にもいるわよね。そういった人が・・・それで未婚者が多いって。男性もいないらしい。

あたしも、その職場に行ったら結婚できないの!?

でも、もうこの職なし生活は、かなりキツイ

男も仕事もいないと、世間からも社会からも要らないって思われているみたい。

どうしよう・・・こののまま時間が過ぎていく。

何かしなきゃ!わかってる、そんなこと。

そんなこと・・・簡単なんだけど言うだけなら。

だけど面接したい職場に電話しても担当者が居なかったり、先日決まりましたってばっかり!!

もう本当に、仕事が無いのがこんなにツライとは・・・思っても見なかった。

とにかく見つけなきゃって気持ちは焦る。

焦るから4/10の仕事でも別にいいって思う。

仕事しながら自分の行きたい求人が出るまで待っても良いし・・・

なんで思うように行かないんだろう。。。

あれからだ・・・本当に愛した人から振られた時から、あたしの人生、時間が止まったみたい。

はやく時間が動き出せば良いのに、だから頑張んないと!!!

面接の先にあるもの

2002年5月16日
今日は湿気が多い・・・嫌だな。じめじめするもんね。

先日、例の面接に行ってきた。リクルートスーツも何度着たことかわかんないけど・・・

今回は不安ですオーラを出さないように気をつけた。終始笑顔で望む。案の定、何故前の仕事を辞めてのか聞かれる。

「精神的にまいって・・・」

なんてこと言える訳もなく、適当にごまかす。

でも意外と辞めた理由にこだわられて、焦った。

話を聞いているうちに、どうやらあたしの希望している仕事は、もう他の人に決まったみたいだった。

「あ、そうですか」

と、あたしは言って帰ろうと思ったら

「職安に、もう1つ出そうと思ったのがあるんですけど、どうですか?」

と急に言われた。

それは、休みもローテーションで夜勤もある。

今まであたしは、土日祝休みで5時30分あがり、という仕事しかやってなかったし、それを中心に選んできた。

それなのに夜勤ありとは・・・

数秒、悩んで

結局「やります」の一言

だけど、それからまた、その事をお偉いさんに話を通してOKが出たら、再度面接らしい。


夜勤ありか・・・と、思いながら車に乗り込む。

そのまま職安に直行。だけどこれと言って興味のあるものも無かった。

そういえば、面接を受けた職場はあたしの知り合いが勤めてたけど、すぐ辞めたんだよな・・・

それは、妊娠したから?それとも雰囲気が悪いのか?

面接の人が

「色々あって、新しい人を入れて頑張ってもらいたいんですよ」

と言ったのと何か関係があんのかしら?


うーーーーん・・・・・

女の多い職場だから色々とあるんだろうけど。

まずはその知り合いに電話で聞いてみようかな。

でも前回も前々回も仕事が決まるか決まらないかの
瀬戸際で、仕事がちゃんと出来るのか不安で不安で心療内科の先生に相談したけど、結局不採用ってことがあったから、今回もダメだったことがあるかも・・・

うーーーーーーーーん・・・・・・・・・

過去との再会

2002年5月14日
約1年ぶりに、前の職場に行った。

その日は、いつもと同じように職安に行ったのだけど、何故だか急に

「前の職場に行こう」

と思った。思ったときには職場のほうに体が動いていた。

ドキドキ緊張しながらも、どこか落ち着いている自分もいた。

ドアを開けると懐かしい同僚たちの顔があった。
同僚たちは皆、驚いた顔をし口々に、あたしの名前を呼んだ。上司もあたしとの再会を喜んでくれた。

1年前、確かにあたしはこの場所で働いていた。だけど、当たり前だけど、もうその場所には他の人がいて、書かれていたあたしの名前も無くなっていて・・・

時が過ぎるってこういう事か・・・と思った。

仕事を辞めた頃は職場の方面に行くだけでも、気分が悪くなって手が震えた。

でも、もう大丈夫だった。辞めたことも後悔してはいなかった。


履歴書を送った職場から面接の電話があった。

今度は

「不安です」オーラを出さずに望みたい。

でも不安なの(笑)


蘇生

2002年5月12日
昨日、郵便局に行き履歴書を出してきた。

それから結婚式に出席するための準備として、美容院に行き、靴を買い、ジャケットを買い、頼まれたコロッケを手にして街中を歩き回った。

あたしが普通にしている言動が、周りの人からはおもしろいらしく

「おもしろい方ですねー」

と店の人や美容院の人に言われた。

「おもしろいひと」

これは今まで生きてきた中で何度も言われてきた言葉だ。別に、受けようとしてわざと言っているわけでもないのだけど・・・


ミスチルの新しいアルバムの中に

「蘇生」

という曲がある。

「何度でも何度でも 僕は生まれ変わって行ける。
 
 そうだまだやりかけの未来がある」

この歌詞を見て、凄く胸にくるものがあった。

あたしもこんな歌詞のように、生まれ変わっていけれたらな・・・

過去からの電話

2002年5月10日
今日も朝から職安通い。

1つ興味ある仕事を見つけたので紹介状を書いてもらった。しかしそこは、まず履歴書を送り面接するか決めるらしい。

仕方ないので明日、履歴書を送るとする。

今日は学生時代の親友と会った。この二人が会うと必ず雨が降る。やっぱり今日も一日中雨が降って、とても寒かった。

昼食を一緒に食べた。その店は、カツやハンバーグ定食とかフライものが凄く有名なのに、あたしは

「やきめし下さい」

定員さんが、やきめし出来るか厨房までわざわざ聞きに行っていた。でもまぁ、無事やきめしが食べれて良かった。

その子と恋愛の事とか将来の事について、一日中話をした。
良い解決案が見つかる訳もなく、自分らしく生きていくことは難しいということで折り合いがついた。

家に着くとあたしのケイタイが鳴った。大好きなミスチルの着信音。

相手は前の職場の同僚だった。

過去からの電話だ・・・一瞬そう思った。


職場の現状を楽しく話してくれた。皆、あたしに会いたがってるし上司もどうしているか心配しているらしい。

前の職場を辞めた事は全く後悔していない。だけど仕事も未だ決まらないあたしにとって、仕事を頑張って成長している同僚の話を聞くのは、とっても辛いものがあった。

電話を切った後、頭がクラクラした。気分が悪くなった。この気持ちを誰かに聞いて欲しくて、知り合いのヒトに電話した。でもあまり気分が優れないらしく

「元気そうで良かったね」

と相手に言われ電話を早々に切られた。

元気そう?

違うわ!無理やりテンション上げてるんだよ!!!


自分の気持ちを相手に伝えるって難しい。

改めてそう思った


孤独と家族

2002年5月9日
昨日は日記を書き込んだ後、うつ状態になってしまった。誰とも口を聞きたくないし、顔も見たくなかった。夜の8時くらいから部屋に閉じこもって、真っ暗な部屋で空をボーっと見ていた。

妹が仕事から帰り、楽しそうに家族と食事をしているのが、微かに聞こえた。

あたしは部屋で、独りっきり。

悲しくて悲しくて泣いてしまった。誰かに話を聴いてもらいたかった。聴いてくれる相手は、いないこともない。だけど相手も色々あると思うと遠慮してしまう。
うつ状態になると、自分を責めることしか出来なくなる。それって悲しいことだけど・・・

あの時就職決めとけばよかったとか、ああすれば良かったとか、過去を振り返るばかり。

「過去と他人の気持ちは変えられない」って言うけど、私はいつも叶わないことばかりを思い描いてしまう。

家族と一緒なのに孤独を感じてしまう。
そう仕向けているのは自分なのだけど・・・

普通の水曜日

2002年5月8日
今日も職安へ。収穫もなく職安を後にする。

もう少ししたら、あたしの友達の結婚式がある。
メデタイ!だけど無職のあたしは出費が、かなりキツイ。

服、靴、カバン、お祝い・・・

少しブルー。いやかなりブルー。

いたって普通の水曜日。
皆、忙しそうに歩いている。
仕事の無いあたしは、これからの事が不安。
だんだんお金が無くなっていく・・・

仕事をしていないと社会から取り残されている感じがする。なんかとっても焦るし凄く情けなくなってくる。

そのくせ、社会に出て行くのが恐いくせに。

なんか精神的にも身体的にもとっても疲れた一日。

それなのにお金がどんどん出ていってしまう。



醜いココロ

2002年5月7日
今日は朝から職安巡り。全く嫌な響きだ。

朝早く行ったから席は空いていた。職安のおじさんともすっかり顔なじみだ。だけど希望の職は無く、ため息を一つして職安を後にした。


あたしには妹がいる。

世間では姉妹と言うのは仲が良くて買い物とか恋愛の話とかするのだろうか?

あたしは、妹がすごく好きだけど嫌いだ。

妹は、かわいくて肌も綺麗で妹のことを大事に想う彼氏もいる。多分、結婚するであろう彼氏。
その上、就職もすんなり決まってしまった。


それは単なるあたしのひがみであり嫉妬。それも、とってもとっても醜い。妹の幸せを姉として素直に喜んであげたい。

でもそれが出来ないあたし。

なんだか悲しい・・・

ごめんね、こんなお姉ちゃんで・・・


あたしは今日、履歴書に使う写真を撮ってきた。

それなのに、今どんな仕事に就きたいのかピンとこない。前と同じ仕事に就くのか、それとも全く違う仕事に就くのか・・・

両親は明らかに後者の考え方。OLになって結婚相手を探せって。


どうも自分の選ぶ道に自信がもてない。だから人の意見に惑わされてしまう。よく当たるという占い師の所にも行った。あたしの意見が間違ってないって言ってもらいたくって。

あたしが今一番、必要なのは・・・きっとあたしを抱きしめてくれる相手。

肉体関係とかじゃなくて「大丈夫」ってぎゅっと、あたしの気持ち事、受け止めて抱きしめてくれる相手。

それだけであたしは、生きていける。
心が満タンになる。

家族じゃなく友達でもなく、あたしを抱きしめてくれるヒト。

だけど、臆病なあたしは恋も仕事も、一歩踏み出せないままだ。

< 2 3 4 5 6 7 8 9

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索